



R100RSのイグニッションコイル、純正のものはすぐにリークが始まります。
僕のRSも納車されてすぐに始動困難、低速不安定となりディーラーに持ち込んだところ
コイルのリークが原因でした。メーカーで対策品が出荷されていますがリコール扱いには
なっていないようです。僕はディーラーの厚意で対策品と無償で交換して頂きました。
その後、トルクアップ効果を期待してノロジーホットワイヤも試してみましたがやはり根源は
コイルなんじゃないかなと考え現在は写真のDYNA製高出力コイルに換装しています。
88年式RSには写真の赤茶(煉瓦色)の一次抵抗値1.5オームのものが適合です。
取付け箇所はネットなどで得た情報を参考にウィンカーリレー後方の部分のステーを少し加工
してM6の長めのチタンボルトにアルミのスペーサーをかませて固定しています。
端子部分がフレームと接触しないような配慮が必要です。
プラグコードはテイラー製のシリコンコードに換装です。
2004.03.03

2005.01

点火系のモディファイを更に一歩進めようと仕入れたドイツ製デバイスです。
純正のビーンカンとイグナイターを取り去り置き換えますが指定のイグニッションコイル抵抗値が
3Ω以上という事で現在使用中のダイナが適合しない為今回はコイル付属のキットを取り寄せました。
改造の主眼は純正のカムタイミングからクランクタイミングへの移行です。
純正の点火タイミングはビーンカンと呼ばれる装置でカム軸から得ているのですがご存じの通りカムは
クランク軸からチェーンを介して駆動されている為、正確とは言えません。
更に純正の進角装置はガバナーとスプリングにて制御されるため、不安定な要素だらけです。
Silent Hektik製のPower Block Systemはクランク軸上に有るオルタネータローターにトリガーを
共締めする為、タイミングは正確に得る事が出来ます。加えて進角は電子的に制御されているので
カムチェーンの伸び、バックラッシュ、バネのへたりやグリスの硬化などの影響を受ける事が無く
スイッチひとつで進角特性を変更可能なうえ、マルチスパーク(トリプル)の恩恵も受けられます。
また、重いビーンカンを撤去出来るしフロントカバー内にはトリガーとピックアップのみになる訳
ですから軽量化、単純化にも貢献する訳です。

これは別売りのアルミ削り出しのカバーです。
純正のビーンカンを取り去ったあとの穴を埋めます。
ここはエンジンオイルが回って来るので取り去るなら必須のパーツですね!

こいつが本体です。想像してたよりも随分と小さい♪概ねタバコのパッケージと同じくらいです。

中はこんな感じ、矢印のスイッチが0〜Fまで16種類のカーブが選択出来ます。
取り敢えず組み込み前に"A"のカーブをセレクトしておきました。
おおまかに説明するとアイドリング時がBTDC2度で最大進角時34度、進角開始が1,400rpmで
3,000rpm時が28度ってな感じです。アイドリング時に純正より遅めで最大進角は大きめ!
ただ、スイッチにアクセスする為には最低3本のスクリューを外さなければなりません。
しかも欧州独特のボルトの為、適当なドライバを使うと舐めてしまいそうです。
・・・・・で、早速アレンスクリューに置き換えました。
ここはケースに穴を開けて普段はゴム製のプラグで蓋をしておく構造に変更しようと思います。

これがローターなんですがクランク軸上に有るオルタネータのローターに共締めします。
爪がピックアップ上を通過した時に信号を生成する構造なんですがなんで5本も有るんでしょうか?
準備されているカーブを見るとアイドリング時の点火時期はBTDC2度、4度、8度の3種類。
って事は爪は1本でBTDC8度に固定すれば良さそうな感じだけど・・・
4本の爪は90°毎に設置されているようです。あと1本は隣の爪から30°くらいに位置しています。
どうやらこのローターは他の車種と共用のものなのかも知れませんね!

ローターとピックアップの関係、OT時にこの位置に有れば良いような感じです。
該当する爪の部分に赤いマークを入れておきました。

イグニッションコイルはHektik付属のものを使用します。3Ω、デュアルアウトプットです。
設置場所は純正コイルが有った場所になり、アルミ製の取付けブラケットも付属していました。

左は純正の状態で重いビーンカンがまだ鎮座しています。(笑)
右はビーンカンを撤去してカム前端部分をカバーで塞いだところです。

ローター(トリガー)とピックアップを取付けたところです。
ローター(トリガー)の取付けはクランクケースのタイミング点検穴からデカイドライバーを
挿し込んでフライホイールを固定しておいて締め付けるのですがこれがなかなかうまくいかず
何度かトライ&エラーを繰り返しながらの作業になります。
取付け後、何度か試走しながらカーブを選びます。僕の場合はBTDC6°でトリガーを固定し
カーブはC,D,E,Fの四種類の中から選びました。現状はC若しくはDという感じです。
マルチスパークの恩恵なのか中低速はなかなかのものです♪
2005.01
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